ネット上で副業するビジネスはあまりにも有名になり、「副業と言えばネットでしょ！」と思っている方も多いでしょう。
しかし有名な副業のやり方だからこそ悪質業者も多く、クラウドソーシングサイト利用者は悪質業者を見抜く“目”を養わなければなりません。
では、どのようにして悪質業者を見抜けばいいのでしょうか？
今回は、おすすめのクラウドソーシングサイト3つと、悪質業者の特徴をご紹介いたします。
安全なクラウドソーシングサイトの選び方とは
自宅で隙間時間に副業できるクラウドソーシングは、現代に最も適した副業の形と言っても過言ではありません。
これを裏付けるように年々クラウドソーシングサイトの会員数は増加しており、中小企業庁が行った「国内市場規模及びクラウドソーシング利用者の現状」によると、2010年には12.6万人の利用者だったのが、3年後の2013年には91.6万人まで増加したと報告しています。
利用者が増え続けるクラウドソーシングサイトですが、利用する人が多いということは、悪いことを企む悪しき者たちも多いということになります。
2015年6月に摘発されたメディアリクルートは、インターネット上で副業斡旋サイト（クラウドソーシングサイト）を設立し、申し込んだ女子大生から現金250万円を奪ったとされています。
【参考】SasuLife通信
メディアリクルートは、サポート料や保証料・サーバー増設費などの名目で被害者から現金を奪う手口で詐欺行為を働いたとして摘発されましたが、この一件が特別というわけではありません。
このような詐欺目的の副業を募集している業者は多く、クラウドソーシングサイト利用者は詐欺業者と優良業者を見極める術を持つ必要があります。
• 絶対稼げる
• 〇〇するだけで〇〇〇万円
• 販売代行
• あまりにも安い報酬額 など
これらの特徴は詐欺案件の可能性があるので避けるようにし、登録するクラウドソーシングサイトは、以下で紹介するような“信用ある”サイトを利用するようにしましょう。
おすすめクラウドソーシングサイト3選
クラウドソーシングを利用した詐欺被害から身を守るためには、信頼あるサイトに登録することです。
信頼あるサイトは会員数が多く、必然的に募集案件数も多いので副業をスムーズに始めることができます。
それでは、おすすめするクラウドソーシングサイトを3つご紹介いたします。
1. クラウドワークス
東京都恵比寿に本社があるクラウドワークスは、2012年にサービスを開始した、後述するランサーズに次ぐ老舗クラウドソーシングサイトです。
メディアへの露出が多いクラウドソーシングサイトなので、知名度はクラウドソーシングサイトのなかで最も高い。
プロクラウドワーカー制度に合格することで、クラウドワークスがメルマガやサイト内で優先的に取り上げてくれる他、専用マークが表示され信頼の証になります。
2. ランサーズ
東京都渋谷に本社を構えるランサーズは、2008年にサービスを開始した日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
クライアント数が多いクラウドソーシングサイトなので、いわゆる「できる人」が多く、仕事を依頼するならおすすめのクラウドソーシングサイトです。
一定の基準を満たした認定ランサー制度に合格すると、ランサーズ内の信用の証となるため、仕事を請けたい人には挑戦してもらいたい制度。
クラウドソーシングサイトで稼ぎたいなら、利用者が多いランサーズがおすすめです。
3.ココナラ
東京渋谷に本社を構えるココナラは、2012年に開設した出品型のクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスやランサーズが、クライアントが募集する案件に応募するシステムなのに対し、仕事を請けたい人が「こんな仕事を請けます！」と商品として自分の得意なことを出品することができるのが特徴。
2019年4月には、ココナラの利用者数は100万人を突破し、同年6月には人気お笑い芸人「和牛」によるテレビＣＭが報道されるなど、注目を集めているクラウドソーシングサイトです。
手数料はランサーズやクラウドワークスと比べて高いのですが、自分のスキルを自分が決めた価格と内容で販売できる利点を考えると、その手数料も安いと感じる利用者が多いようです。
スキルのフリマ【ココナラ】
まとめ
クラウドソーシングサイトは、ご紹介したクラウドワークスやランサーズ・ココナラといった信用あるサイトを利用することで、詐欺被害に遭う確率を減らすことができます。
「これからネットで副業を始めたいけど、どのサイトに登録しよう？」と悩んでいる人は、ご紹介した3つのサイトを参考にしてみてくださいね。