晩婚化が進み、結婚に至った経緯は「結婚相談所を利用して」と答える夫婦が30%以上に上ります。
これほど結婚相談所事業は拡大していますが、顧客のニーズに対して人手が足りていないのが実情です。
そこで、副業として結婚相談所を始める人も多く、初期費用を回収しやすい副業として今注目されています。
今回は、副業として結婚相談所がおすすめの理由をご紹介いたします。
ニーズが高まる結婚相談所事業
内閣府の「少子化対策の現状」によると、平均初婚年齢は1985(昭和60)年では女性25.5歳、男性28.2歳だったのに対し、31年後の2016(平成28)年には女性で29.4歳、男性で31.1歳と、女性は3.9歳、男性は2.9歳上昇していると報告されています。
このような晩婚化の原因はいくつか挙げられますが、その中でも現代人が忙しすぎて恋愛をする時間さえもないということが一番でしょう。
残業を含む長い労働時間や職場の付き合い、休日返上出勤など、いわゆる職場のブラック化がすすんでいる現代において、恋愛は効率よく行わなければ、いつまでも異性との出会いは訪れません。
そのため、結婚を望む人たち同士が集まる結婚相談所は、今 非常に求められる事業内容なのです。
なぜ副業で結婚相談所なのか
結婚相談所を副業として始めると聞くと、「事務所を借りたり、会員のサポートなど忙しいんじゃないの?」「本業を疎かにしてしまっては本末転倒だ」と感じる方が多いでしょう。
結婚相談所はフランチャイズではないのでノルマなどなく、自分の経営方針やペースで運営することができます。
例えば、お見合いに仲人は同席せず、決まった時間内のサポートのみ電話やメール・LINEなどで行うなどです。
一昔前は仲人として会員のお見合いに付きそう必要がありましたが、現代の結婚相談所のお見合いシステムは、当人同士のみで行われることがほとんど。そのため、このシステムに違和感を抱く利用者は少ないと言えます。
仲人となる結婚相談所は、遅刻ややむを得ない理由でお見合いができなくなった時にすぐに連絡がとれる状態であれば、家族と旅行にでかけたり、家でゆっくりテレビを見て過ごすことも可能です。
また、事業の内容のほとんどがマリッジアドバイザーとして会員から電話やメール・LINE等で相談をうけることが多いため、在宅ワークとして働くことができます。
妻の理解があれば日中は妻が運営を行い、夜や本業が休みの日は夫が運営を行うなど、夫婦で分担して結婚相談所を運営すれば、会員に不便をかけることなく副業として運営することは可能です。
初期費用が回収しやすいという最大のメリット
メールや電話・LINEなどでのサポートが多く、在宅ワークができるというメリットの他、開業にあたる初期費用が回収しやすいというのが最大のメリットと言えます。
結婚相談所は50~150万円といった初期投資で始められ、結婚相談所に関する協会に加入したとしても、フランチャイズではないのでロイヤリティが発生せず、収益は全額あなたのものになります。
≪結婚相談所の売り上げの一例≫
• 入会金:5万円
• 登録料:2万円
• 月会費:1万円
• お見合い料:1万円
• 成功料:25万円
このように一人の会員が結婚相談所に入会しお見合いが成功した場合には、トータルで34万円もの収入を得ることが可能です。この金額は一例ですので、事務所の賃料など経費から料金を変えることも可能です。
この金額で言えば開業費に100万円かかったとしても、3人の会員のお見合いが成功すれば初期費用を回収することができます。
副業で結婚相談所を始めるコツ
結婚相談所協会に加盟すれば、すでに完成したシステムを利用することができるので、あなたが一からシステムを構築する必要がないため必ず協会に加盟します。
協会に加盟する最大のメリットは、既に加盟している先輩結婚相談所の会員とマッチングすることができるという点です。
マッチング率を高めれば、成功率をアピールする材料になります。
協会に加盟したら次は集客です。結婚相談所を探している人は主にインターネットを利用する傾向にあるので、専用のホームページや事業内容を紹介するブログを作成して、「オープン記念価格」などのキャンペーンを行い集客を図りましょう。
自宅で始めて、年収1,300万円以上が可能【日本結婚相談所連盟】
まとめ
結婚相談所は想像以上に手軽で在宅での仕事が可能な副業です。
そのため、配偶者の理解があれば夫婦で分担して副業を行うことが可能であるため、結婚相談所の会員に不便をかけることなく円滑に運営することができます。
「何か副業をしてみたい。でも何を始めようか?」とお悩みの方は、ご紹介した結婚相談所を考えてみてはいかがでしょうか。